当社の企業理念「ライフラインの維持」の一環として「災害時救援派遣」を行っています。
「平成7年阪神淡路大震災」、「平成19年新潟中越沖地震」において都市ガスの早期復旧に向けて社員を現地に派遣しました。
平成19年7月16日の中越沖地震では、約3万4千戸のガス供給が停止しました。当社の役割は復旧作業の立案、復旧進捗管理に必要なガス復旧図面の作成、コピーを担当し復旧業務に大きく貢献できました。
猛暑の中、休日返上で従事し、被災住民の方々から暖かいお言葉がいただく中、8月中旬復旧完了できました。
「新潟県中越沖地震」復旧作業
東邦ガス株式会社より「感謝状」を拝受
永年培ってきた画像処理技術が世界で役立ち、微力ながら国際交流の一助となることを願い、海外からの研修生受け入れを積極的に行なっています。
これまでに中国、ケニア、インドから研修生を受け入れており、2007年はロシアの技術者が、当社で約3ヶ月間、GIS(地理情報システム)を中心とした開発業務の研究を行ないました。また、2009年はインドの技術者が、約1ヶ月間、Webサイト制作、映像制作、ビジネスGISなどの実務的知識と技術習得を行いました。
言葉の壁や文化の違いなど、お互いに戸惑いもありましたが、社内・社外の交流を通じて技術者同士の尊敬や新たな発見がありました。
ロシアからの研修生を囲んで
2009年7月 アイセック海外インターンの受入【前半】の様子はこちらから
2009年7月 アイセック海外インターンの受入【後半】の様子はこちらから
社長インタビューの撮影風景
2009年1月 中学生「職場体験学習」の受入についてはこちらから
ビデオ作品制作中の中学生
■2008年 中学生「職場体験学習」の受入
天白区内の中学校より、実社会の仕事に触れて社会の仕組みを学ぶ「職場体験学習」の依頼があり、少しでも地域に貢献が出来ればと、天白中学校の2年生3名を初めて受け入れをしました。
今回の職場体験では、3DCGを使った簡単なアニメの作成や、コンビニエンスストア開業に適した場所のシミュレーションをするビジネスGISを体験してもらいました。校長先生や中学生から「楽しかった」とか「制作は思った以上に大変」「ナカシャの方は仕事熱心」といった礼状をいただきました。
この体験学習を通じ、地域の中での「企業の意義」を改めて考えさせられました。社会に貢献しなければ「企業価値は無い」と言われます。新卒の採用活動でも、やりたい仕事=社会貢献という意見が多数を占めます。これからも地域に密着して発展する企業を目指していきます。
独立行政法人国際協力機構(緒方貞子理事長、略称JICA))が実施しているプロジェクトへの協力は、平成10年より10年間にわたり、実施しています。
平成10年から11年には、ケニア共和国の測量技術者養成施設「ケニア測量地図学院」の設立を支援するプロジェクトに、技術協力として地図調製の専門技術者を3ヶ月間派遣しました。
さらに、ケニア共和国からの研修員を当社で受け入れ、日本での研修を実施しました。
その後、JICA集団研修「国家測量事業計画・管理」コースでは、地図調製のための「デスクトップパブリッシング(DTP)」講義を当社が毎年担当しています。
当社では、関係諸団体と連携しながら国際協力活動を推進しており、今後も人的交流により、諸外国の発展に貢献してまいります。
2008年12月 JICA集団研修「地図調製のためのDTP技術」講義についてはこちらから
発展途上国10カ国から14名の研修員