【埋蔵文化財】愛知県大府市の別岨古窯群で愛知県埋蔵文化財センター様の発掘調査支援業務を行いました。

愛知県埋蔵文化財センター様からの業務で、愛知県大府市にある別岨古窯群（べっそこようぐん）の発掘調査支援を行いました。

別岨古窯群とは、中世の山茶碗を焼いていた窯跡です。













調査では、平安時代末〜鎌倉時代初頭の山茶碗を生産した窯体3基と、窯で焼いているときに割れたり、歪んだり、くっついたりして使えなくなった山茶碗等が捨てられた灰原（はいばら）が確認されました。窯体の残存状況は良好で、当時の窯業技術を知る好例となります。





その灰原からは、下記の写真にあるような遺物が出土しました。






平成22年6月12日に現地説明会を開催し、約100名の来場がありました。
この様子は、中日新聞知多版に掲載されました。









6月21日には、地元のケーブル会社（知多メディアスネットワーク）から取材を受け、発掘調査の様子が放送されました。地域ポータルサイト「ちたまるナビ」では、「動画ニュース」として配信されています。







6月22日放送「地元で遺跡発掘調査」の動画視聴はこちらから↓↓↓
http://www.chitamaru.jp/chitamaru_info/News/movie_new.asp?Seq=2148

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