2010.04.20
ナカシャクリエイテブ株式会社の海外生産拠点である南京八重桜文化体育交流信息有限公司(中国南京市・2003年11月設立)の韓金龍代表の発案により、2006年に「『千本桜の木』実行委員会」が発足しました。当社の代表取締役社長河合は、顧問として賛同しています。
同会では中国(南京市)と日本(名古屋市)の交流を目に見える形にするため、毎年4月に100本の桜を南京市郊外(天生橋風景区)の公園に植樹しています。
第5回目となる今年は目標であった1000本植樹の達成式となり、日本から企業経営者33名の参加をはじめとして計200名人が出席し、盛大な式典となりました。
当日は雨の中、式典、植樹の他に「千本桜の木」実行委員でもある「小林豊子きもの学院」による十二単衣の着付け披露も行われました。
新聞報道も中日、毎日、読売、共同通信と数多く取材をされました。
「千本桜の木」実行委員会 “第5回植樹式”
【日程】
4月10日(土)
・南京市政府 表敬訪問
・南京市海外交流協会による歓迎パーティー
4月11日(日)
・南京市天生橋風景区にて第5回植樹開幕式、植樹、記念撮影など
・天生橋風景区内散策など
・南京市緑化委員会による食事会
・小林豊子きもの学院による十二単衣披露および撮影会
・実行委員会主催の答礼宴会
“歴史問題乗り越え日中友好を 南京に桜植樹1000本目
活動の中心・名古屋の韓さん 「全国に広げたい」
旧日本軍の占領など重い歴史問題が横たわる中国・南京市で十一日、友好都市の名古屋市民らが五年前に日中友好を願って始めた桜の植樹が千本目に達した。この日はあいにくの雨だったが、訪中した実行委員会の三十三人と中国人学生らが一緒に三百本を植えた。
中心になったのは南京出身で名古屋市在住十五年の韓金龍さん(50)。五月開幕の上海万博に向け、「一過性の祭りでなく、土台となる交流でバトンをつなぎたい」と日本の友人らに呼び掛けた。
二〇〇六年から毎年、民間の寄付だけで百〜三百本の植樹を続けた。今年も開花して市民の目を楽しませたが、日中双方から「目的を勘繰られることもあった」と韓さん。
目的は日本で受けた親切への恩返し。「美しい桜を見たら誰もが感動する。ああ、日本の友人が植えたのかと中国人が知れば、友好の礎ができる」
これまでの活動で、日本側は南京と友好都市の名古屋の人たちが中心だった。韓さんは「今後は全国に広げ、ワシントンにある日米友好の桜三千本を上回りたい。“南京”を乗り越えないと、真の日中友好はないと思う」と話した。(中国江蘇省南京市で、小坂井文彦)”
(2010年4月13日 中日新聞より)
※この記事は、中日新聞社の許諾を得て転載しています。
南京市政府 表敬訪問
南京市海外交流協会による歓迎パーティー
植樹式
小林豊子きもの学院による十二単衣披露および撮影会
2010年4月6日 日中友好活動で河村たかし名古屋市長を訪問し、中日新聞に紹介されました。
昨年の植樹式の様子はこちらから
2009年4月 中国・南京市にて「千本桜の木」実行委員会が“第4回植樹式”を開催しました。